2009年10月31日

映画  打撃王

ニューヨーク・ヤンキースの往年の名選手、ルー・ゲーリッグの自伝映画。3番バッターはベーブ・ルース、4番バッターはルー・ゲーリッグの時代。ニューヨーク・ヤンキースの第1期黄金時代を飾り、背番号4は史上初の永久欠番。それほどの名選手。

 1942年作、アメリカ映画。監督はサム・ウッド。ゲイリー・クーパー(ルー・ゲーリッグ)、テレサ・ライト(妻、エレノア)、ベーブ・ルース(本人役)、ウォルター・ブレナン(スポーツ記者、サム・ブレイク)、アーニ・アダムス(監督、ミラー・ヒギンス)他。

 1903年、ニューヨークの貧民街でドイツ系移民の両親の元に生まれる。ルー少年は、将来メジャー・リーグの選手を夢見る。しかし、母親は息子が建築家を目指すことを望んだので、名門コロンビア大学に進学する。
 大学に入学して、野球・アメリカンフットボールにとスポーツに高い才能を示すのだった。この学生時代から、ルースは憧れだった。投げてはエース、打撃では中心バッター。スポーツ記者のサム・ブレイクはその素質を認め、ヤンキースの監督に紹介する。最初は乗り気ではなかったが、父親が病気で倒れたことがきっかけで、大学を中退して入団。
 プロ入り2年間はマイナー・リーグ、レギュラー選手が故障の為スタメンとして出場したことでチャンスを掴む。憧れのルースと共にスタメンに並ぶ。たちまちに、人気選手となる。やがて、妻となるエレノアと知り合う。
1927年、ヤンキースはパイレーツとワールド・シリーズ。「マーダラーズ・ロウ(殺人打線)」と呼ばれる強力打線で4連勝で優勝。翌1928年、セントルイス・カージナルスとワールド・シリーズ。これも4連勝。そのある試合に、ルースはホームランを1本、ゲーリッグは2本かっ飛ばす。試合後、エレノアから「ラブ」との電報を受け取り、ゲーリッグは即プロポーズ。5年後、二人は結婚。以降、2130試合連続出場の記録を立てる。
 1939年、「鉄の馬」と呼ばれた男は、ルー・ゲーリッグ病と云われる「筋萎縮性側索硬化症」に罹る。意識には問題がないが、極端には飲み込むこと話すことが困難になり、急激な体機能がマヒする難病。これで引退を余儀なくされる。7月4日、ヤンキー・スタジアムで引退式。「私は地上で最も幸せな男です」とコメントを残す。6万2千人の大観衆は、こぞってスタンディング・オベイション。

 高校時代、英語のリーダーの教科書に彼の伝記。その後、この映画を観る機会に恵まれた。スポーツ・ヒーローの爽やかさに感動の映画でした。
ラベル:映画 野球
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Getz/Gilberto

南米の「ラテン音楽」をご紹介。

1.Getz/Gilberto
  (スタン・ゲッツ/ジョアン・ジルベルト)
   スタン・ゲッツ(ts)
   ジョアン・ジルベルト(g、ヴォーカル)
   アストラッド・ジルベルト(ヴォーカル)
   アントニオ・カルロス・ジョビン(p)
   トミー・ウィリアムス(b)
   ミルトン・バナナ(ds)
   1963年…Verve

  【お気に入り曲】
  The girl from Ipanema (イパネマの娘)
  Desafinado (ディサフィナード)

 ご存知「ボサ・ノヴァ」の帝王、アントニオ・カルロス・ジョビン。ブラジルの土着音楽がソフィスティケイトされてアメリカに波及し、1960年代ジャズ・サンバが誕生。1曲目は最も有名な名曲。ゲッツのテナー、ジョアン・アストラッドのヴォーカルが気だるい雰囲気をかもし出す。2曲目もジョビンの名曲で、ゲッツとジルベルトのデュオが洒落ている。

2.Yo Yo Ma "Soul of the Tango"
  (ヨー・ヨー・マ 「ソウル・オブ・ザ・タンゴ」)
  ヨー・ヨー・マ(チェロ)
  ネストル・マルコーニ(バンドネオン)/アントニオ・アグリ(ヴァイオリン)
  エクトール・コンソーレ(ベース)/オラシオ・マルビチーノ(ギター)
  セルジオ&オダイル・アサド(ギター二重奏)/レオナルド・マルコーニ(ピアノ)
  キャサリン・ストット(ピアノ)/ヘラルド・ガンディーニ(ピアノ)
  オスカル・カストロ=ネベス(アコースティック・ギター)/ホルヘ・カランドレリ(編曲)
  1997年…SME

  【お気に入り曲】
  Libertango (リベルタンゴ)
  Tango Remembarances (追憶のタンゴ)

 タンゴの帝王は、アストル・ピアソラ。ポルテーニャ、ブエノスアイレスっ子には「タンゴは民族精神」らしい。バンドネオンの名手・ピアソラの曲には、「魂」が宿る。中国系のアメリカ人のヨー・ヨー・マは数々の世界音楽とのコラボレーションを精力的にこなす。1曲目のエネルギー溢れるこの曲にはマのチェロがベスト・マッチ。2曲目は圧巻。ピアソラの1987年の録音とマとの共演、当アルバムの最大の聴き所。

3.The best of Latin music
  (ベスト・オブ・ラテンミュージック)
  1998年…BMG

  【お気に入り曲】
  Besame mucho (ベサメ・ムーチョ):ロス・トレス・ディアマンテス
  Cucurrucucu paloma (ククルクク・パロマ):ローラ・ベルトラン

 ラテン音楽のオムニバス。長い間探し続けた、珠玉の1枚。1曲目はラテン音楽の傑作、ロス・トレス・ディアマンテスの熱演が素晴らしい。2曲目も名曲、「ランチェロの女王」と云われたローラ・ベルトランの熱唱は聴く価値ありです。
ラベル:音楽
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2009年10月29日

Elvis Presley "That's the way it is"

1.Elvis Presley "That's the way it is"
 (エルヴィス・プレスリー 「エルヴィス・オン・ステージ」)
 2004年…BMG

  【お気に入り曲】
  You don't have to say you love me
  You've lost that lovin' feelin'
  Mary in the morning

 1973年7月14日、ハワイ・ホノルル公演の全世界中継。エルヴィス・プレスリー復活後のピーク。このTV中継で彼の良さを知る。この音源をずっと探していた。そして見つけた、この一枚。"You don't have to say you love me"、このラブ・ソングが忘れられなかった。

2.Tom Jones "The best of Tom Jones"
 (トム・ジョーンズ 「ザ・ベスト・オブ・トム ジョーンズ」)
 1997年…Decca

  【お気に入り曲】
  Love me tonight
  It's not unusual
  Thunderball

 かつて子供の頃、アメリカのTV番組をそのまま日本で週末に放送。確か、「トム・ジョーンズ・ショウ」と「エンゲルベルト・フンパーディンク・ショウ」が隔週で交互にやっていた。叔父が洋楽ファンだったもので、小生も感化された。豊かな声量とパワフルな歌いぶり、シャウト系の帝王。「007の第3作」の主題歌、"Thunderball"は未だに耳に残っている。

3.Engelbert Humperdinck "The best
ラベル:音楽
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2009年10月24日

イタリア・オペラ

マイ・フェイヴァリットを4枚。

1.ヴェルディ 歌劇「アイーダ」:凱旋の合唱・凱旋の行進曲
  サー・ゲオルグ・ショルティ指揮
  ローマ・オペラハウスo&c
  1962年…London

 1912年ハンガリー生まれのショルティはコダーイ・バルトークに師事し、エーリッヒ・クライバーの演奏を聴いて指揮者を志す。1958年からワーグナーの「ニーベルングの指環」の全曲録音を開始。1969年にシカゴsoの音楽監督に就任。以来1997年に亡くなるまで、ある意味で頂点を極めたマエストロであった。

 歌劇「アイーダ」はヴェルディの代表作で、1869年のスエズ運河開通記念として「イタリア歌劇場・カイロ劇場のこけら落とし公演」の為に作曲。初演は1871年。エジプトのファラオの時代、第2幕第2場、ラダメス率いる軍隊が凱旋し歓呼でもって迎えられる。ショルティの演奏は秀逸。

2.ヴェルディ 歌劇「椿姫」:乾杯の歌
  ジェイムズ・レヴァイン指揮
  メトロポリタン・オペラハウスo
  チェリル・ステューダー(ソプラノ)
  ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
  1991年…Deutsche Grammophon

 歌劇「椿姫」は、パリ社交界の花形・ヴィオレッタ・ヴァレリーの薄幸の人生を描いたもの。初演は1853年。19世紀のパリ、第1幕はヴィオレッタのサロン。華やかなパーティ会場で、プロヴァンスの青年・アルフレードは「乾杯の歌」を歌う。アルフレードとヴィオレッタの掛け合い。パヴァロッティとステューダーは絶品。

3-1.プッチーニ 歌劇「蝶々夫人」:夕暮れは迫り(愛の二重唱)
    ジュゼッペ・シノーポリ指揮
    フィルハーモニアo
    ミレッラ・フレーニ(ソプラノ)
    ホセ・カレーラス(テノール)
    1987年…Deutsche Grammophon
   
 ご存知、明治時代の長崎を舞台にしたプッチーニの「蝶々夫人」。初演は1904年。第1幕、ピンカートンと結婚した蝶々さんは、キリスト教に改宗する。これを親類縁者からなじられる。嘆き悲しむ蝶々さんをピンカートンは慰める。フレーニとカレーラスの愛の二重唱は優れもの。

3-2.ヴェルディ 歌劇「リゴレット」:女心の歌
    カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
    ウィーンpo
    プラシド・ドミンゴ(テノール)
    1979年…Deutsche Grammophon

 歌劇「リゴレット」は、16世紀のイタリアの好色なマントヴァ公爵のお抱え道化師・リゴレットの悲劇の人生を描く。第3幕、マントヴァ公爵は居酒屋で、女心の気まぐれさを「風の中の羽のように…」と歌う。往年の浅草オペラ歌手・田谷力三(タヤ・リキゾウ)さんの十八番。この難しい歌をドミンゴは見事にこなす。
ラベル:音楽
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野球が面白い 野球バカ.com

野球を楽しむ携帯野球サイト
 野球バカ.comは当日のプレイの成績を予測し草野球、学生野球、プロ野球等の野球観戦を楽しめるサイト。
少年野球の観戦や女子野球・女子ソフトボールもより楽しめるサイトです
ラベル:野球 携帯
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アニメ 攻殻機動隊

映画や漫画、TVアニメ化しているが、TVアニメ版の「STAND ALONE COMPLEX」シリーズは「TWENTY FOUR」に勝るとも劣らない出来でかなり楽しめます。

科学技術が発達した近未来、人々の大半は電脳と呼ばれる脳改造により、PCや携帯を使わずにネットにアクセスできるようになった。また、体を義体化と呼ばれるサイボーグ改造をした人間が数多く登場する。
主人公の草薙素子も電脳化及び全身を義体化しており、所属する公安9課のメンバーのほとんども同様の改造がなされている。
サブタイトルの「STAND ALONE COMPLEX」は電脳化により常にネット接続している状態を嫌い、ネットに接続を拒む状態(スタンドアロン状態)を欲する人々のことを指す。

アニメとは思えないほど物語の設定は細かい。第三次核大戦及び第四次非核大戦後数十年経った2030年、日本地図も核により形が変わっており首都は福岡市となっている。日本は放射能除去技術を有しており、この技術を政治的にも利用している。さらに社会背景では薬害、難民問題なども取り上げられている。
ラベル:アニメ
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映画 フランスの思い出

パリ育ちの9歳の少年ルイは母に連れられ
フランスの田舎で3週間の夏を体験する。

離婚寸前の両親や大人たちの内実を
少年の目を通し、繊細に描いた作品です。

ルイ役の少年、アントワーヌの澄んだ瞳が
印象に残る一作でした。
ラベル:映画
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映画 アマデウス

1984年アメリカ・ワーナー制作。監督はミロス・フォアマン。
 出演はF・マーリー・エイブラハム、トム・ハルス他。
 かつて、イギリスの劇作家、ピーター・シェーファーの原作「アマデウス」(江守徹訳、昭和58年第3刷版)を一読。
 そうそう、ピーター・シェーファーといえば、一幕物「フォローミー」が映画化され、ウディ・アレンの奥さん、ミア・ファロウが主演。

 話は戻って、「アマデウス」。開始早々、「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」で始まり、モーツァルト音楽のオンパレード、最後は「レクイエム」、通称"モツレク"。「キリエ」〜「続誦:セクエンツィア」のコーラスは最高でした。サー・ネヴィル・マリナー指揮による手兵アカデミー室内のオケ・コーラス陣ともに良い出来でした。
 音楽ファンの方には垂涎(すいぜん)の一作、そうでない方も存分に楽しめます。天才・モーツァルトと、凡才・サリエリとの対比。サリエリ役のF・マーリー・エイブラハム、モーツァルト役のトム・ハルス共に名演でした。
 一方、スタッフ、ソウル・ゼインツとミロス・フォアマンのコンビは、「カッコーの巣の上で」に続くオスカー総ナメ。
 さらに、豪華な衣装の数々。ザルツブルグ、ウィーンの名立たる宮殿のバック。結構、お金のかかった映画でした。
ラベル:映画
posted by カオル at 01:28| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月07日

映画  理想の女

原題は"A Good Woman" 

いい女は2種類しかいない。
全てを知り尽くした女と
何も知らない女。

なんて、キャッチコピーで宣伝されてましたが、実際はかなり印象が違います。いい意味で…

イギリスの作家オスカー・ワイルドの「ウィンダミア卿夫人の扇-Lady Windermere's Fan」が原作のエレガントでウィットな会話に富んだ映画です。

1930年代のイタリア・アマルフィが舞台。(原作はもっと昔が舞台のでは…)
新婚で貞淑な若い女性メグ(スカーレット・ヨハンソン)と夫ロバートがバカンスの為に同地を訪れます。
そこで、ロバートは妻へのプレゼント購入の際に、自由奔放で評判のよくない年上の女性アーリン(ヘレン・ハント)に出会うことで、夫婦間が微妙におかしくなっていきます。
そこへ、プレイボーイのダーリントン卿がやってきて…

貴族間の恋愛話かと思っていたら、最後は心温まるヒューマンドラマに仕上がっています。
私は原作を知らなかったので、ちょっと驚きでした。

 二人の女性はとてもエレガントですし、すべての会話がおしゃれで、重たくなく、とにかく爽やかな映画です。
 そして、意外な結末でストーリー展開も面白いです。
 またアマルフィの美しいさといったら…一度は見てみたい!
ラベル:映画
posted by カオル at 01:32| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マイ・フェア・レディ

ノーベル文学賞受賞のイギリスの劇作家、ジョージ・バーナード・ショウの戯曲「ピグマリオン」原作の映画化。実はこの戯曲には種本があった。ウィリアム・ギルバートの戯曲「ピグマリオンとガラテア」。キプロスの王・ピグマリオンは自作の象牙の像に恋して、神に依頼してガラテアという女性に仕立て上げ、彼女と結婚するという話。15歳のジョージ少年はこの舞台を観て大いに感銘を受ける。後年、この戯曲を基にして前述の「ピグマリオン」を書き上げる。

 1964年作、アメリカ・ワーナー映画。監督はジョージ・キューカー。出演はレックス・ハリソン(ヒギンズ教授)、オードリー・ヘップバーン(イライザ、歌はマーニ・ニクソンの吹き替え)他。
ラベル:ノーベル賞 映画
posted by カオル at 01:21| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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